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素敵なお料理写真を撮れるようになりたーい!

最近では料理写真を撮ることが当たり前になり、
SNSやネット上には素人撮影でもとっても映える美味しそうな写真がたくさんありますよね。
キレイな写真が当たり前な世の中だからこそ、今さらどうやって撮るの?とも聞きづらく、
「どうしてみんなあんな風に上手に撮れるんだろう」
「せっかく美味しいお料理なのに写真で見るとイマイチなんだよね…」
「もっと上手に撮れるようになりたい!」
と気になりつつも、諦めて自己流で撮っていませんか?
最近ではカメラの性能も上がっているし、美味しそうに撮れるアプリもたくさんあるけど、
基本の構図やポイントをおさえておくことは素敵な写真を撮るためには大切!
私もかつては冴えない写真ばかり撮ってて、それが冴えてないとすら気づいてないレベルでした(笑)
でもフードコーディネーターの先生のアシスタントとしてプロのカメラマンさんたちとお仕事をしたことで、
え!撮り方ひとつでこんなに変わるの!?
と感銘を受けたのを覚えています。
ぜひ基本をおさえて素敵な料理写真を撮ってみてくださいね。
(プロカメラマンではないのでカメラの専門的な話はできません。あくまで私の経験から学んだスマホで料理を撮る際のコツを共有しています)
SNS映えを狙う構図の考え方
料理の配置と構図の基本
まずは基本の配置と構図をどうするか。
カメラを構える角度について押さえておきましょう。
カメラをどこから撮るかによってどの料理にスポットを当てたいのか、
どのような雰囲気に撮りたいのかが変わってきます。
料理写真でよく使われる角度は、斜ふかん、真ふかん、真横です。
斜ふかん
斜ふかんは、料理に対して斜め上からシャッターを切る角度です。


メインの料理を主役にして、背景、カトラリー、小物がバランス良く写せるため
料理写真のスタンダードともいえる撮り方です。
真ふかん
真ふかんはその名の通り、真上からシャッターを切った撮り方です。


テーブルコーディネートも含めた全体的な雰囲気を魅せるのに適しており、
パーティー感やにぎやかさを見せたい時に向いています。
また、ワンプレートの料理を均一に美味しそうに見せたい時や
お皿の形や小物が魅力的でトータルコーディネートとして見せたいという場合にも効果的です。
真横
料理写真では少し珍しい構図かもしれません。真横から撮る構図です。

料理自体を美味しそうに見せるというよりかは、
インテリアや背景も含めて見せたい時におすすめです。
料理を主人公にしてオシャレな空間を一緒に撮影することで、雑誌の表紙のような仕上がりにすることもできますね。
高さがあるものや料理のボリュームを見せたい時にも効果的な撮り方です。
自分がどのように見せたいのかを考えて角度を選んでみましょう。
シンプルに料理を美味しそうに(シズル感)撮りたいのであれば斜ふかんが良いでしょう。
日の丸構図と3分割構図の使い方
カメラを構える角度のお話の次は、料理の置き方、並べ方について。
画角の真ん中にどーんと一つ対象物を持ってくる撮り方を「日の丸構図」といいます。

画面の中央に料理を一つだけおいて撮るというシンプルな形です。
場合によっては少し寂しい印象になってしまいますが、その料理だけを目立たせたい場合は良いかもしれません。
次に、料理写真で特に押さえておきたいのが「3分割構図」と「ジグザグ構図」。

画角を上の図のような3分割に区切って料理の配置を考える撮り方です。
写真を見た時に、メインが分かりやすいだけでなく、小物とのバランスもよくなるため
一般的に「良い写真」だと感じる仕上がりにすることができます。
具体的には、分割した交点のどちらかにメインを置きます。左下に配置してみましょう。

このままでは少し寂しい印象ですよね。そこで登場「ジグザグ構図」です。
その名の通り、他の料理や小物を奥へとジグザグに置くことで立体感とバランスをよくしていきます。

斜め後ろにパンを置いてみました。うんうん、良い感じ。
でもまだちょっと寂しいかな~ ということで、

さらに斜め後ろへコップを配置。グッと写真が形になりましたよね。
このようにジグザグに置いていく構図を「ジグザグ構図」また「三角構図」と言ったりもします。
ちなみに、背景に植物や小物などを置けばぐっと華やかさが増します。ちょっと見切れるくらいが良いバランス。

下の2つの写真も、少し重心をずらした3分割法を意識して撮っています。


iPhoneやスマホのカメラではガイド線を表示させることができるものもありますので活用してみてください。
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照明を工夫してシズル感を演出する
半逆光と自然光
料理写真に適した構図のお話の次は、照明のお話。
料理写真を撮る時、逆光で撮るのと順光で撮るのはどちらがよいと思いますか?
正解は「半逆光」です。(←ずるい)
- 順光→カメラ側から光が当たっている
- 逆光→カメラの反対側(正面)から光が当たっている
- 半逆光→カメラの反対側(斜め前)から光が当たっている
先ほど出てきたこちらの写真たちも半逆光で撮られています。



そしてさらに、これらの写真に共通しているのが「自然光」で撮るということです。
こればっかりは、時間や環境によって難しいこともあると思いますが、
できる限り自然光で撮った方が美味しそうに見せることができます。
見比べてみましょう。まずは照明無しでクッキーを撮りました。

く、暗い・・・
背景の小物の努力もむなしく、全体的にくすんでクッキーの鮮やかな色も感じられません。
お次は室内灯のみで撮った場合。

少し明るくなりましたね。これでも悪くはないですが、全体的に白々しいというか、立体感ないように感じます。
最後は自然光。

いかがですか?
自然と光と影のコントラストができ、クッキーに表情が出て生き生きとしているように見えます。
このように自然光は、加工無しでもナチュラルにシズル感を演出してくれます。
レフ板効果
よくプロのカメラマンさんが使うレフ板は、照明を反射させて被写体に光を当てる道具です。
先ほど自然光の半逆光が良いと言いましたが、
一点だけデメリットがあり、それが光の当たらない側が影になるということです。
私はその明暗も味になるので良いと思っていますが、
よりキレイに撮りたい方や全体的に明るく撮りたい方はレフ板を使うとよいです。

レフ板というとプロの道具という感じですが、たいそうなものでなくても手作りで十分レフ板の効果を果たせます。
100均で売っている白いボードにアルミホイルを張り付ければ簡単にできるので、全面を明るく撮りたい人はぜひ作ってみてください。

作るのが面倒な方は安価で購入できますのでチェックしてみましょう。
料理撮影に特化したライトもあり写真の出来栄えがグンとアップします。
トリミングでよりプロっぽい出来栄えに
最近は写真を撮った後に加工することは当たり前になったので、
自然とトリミングをする方も多いと思いますが、
ここではどのようにトリミングをすれば上手な料理写真になるのかご説明します。
料理写真を撮る時はもちろんお料理にフォーカスを当てたいので、
それ以外の要素を切り取ることが大事になります。
たとえばこちらのかぼちゃプリン、

かぼちゃプリンよりも、お花や上部の隙間に視線が散ってしまいませんか?
こちらをトリミングすると、

グっとかぼちゃプリンの主役感が出て、視線が定まりますよね?
主役ではないお花は上部を切り取ってしまうことで、背景として役割を果たしてくれています。
下の写真も同じですね。トリミング無しは後ろのごちゃごちゃに目を奪われますが、
トリミングすることによって見せたいメインがどれかということが一目で分かります。


何を見せたいのかを考えて、うまくトリミングを活用していきましょう。
おわりに
今回は、カメラの角度、構図、照明、トリミングに絞って、スマホで上手に料理写真を撮影するコツについてお話をしました。
その他にも、小物を工夫したり、写真アプリを活用することで素敵な写真を撮ることができるようになります。
私が使っているおすすめの写真アプリは「Foodie」「Snapseed」です。
「Foodie」はたくさんのフィルターがあり、お気に入りのフィルターを選んでただ撮るだけでオシャレでプロっぽい写真に仕上がります。
「Snapseed」は編集ツールが豊富なので、反射光の除去や背景ぼかしをしたい時などに使用しています。
まだ撮り方に自信がないなという方は、SNSで素敵な写真をたくさん見て、これいいなと思った撮り方を真似することから始めるといいと思います。(真似っこ大事!)
少しでも参考になれば幸いです。ぜひ素敵な料理写真を撮ってみてくださいね!

