毎日の献立、しんどい…から抜け出す3つのマイルール

朝食 ”わたし流” 料理とのつき合い方

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「今日、なに作ろう」
毎日の献立を考えるのって、意外と心がすり減りますよね。

仕事でくたくた、冷蔵庫は空っぽ、食べたいものも思いつかない。
そんな日々を少しでも軽くしたくて、自分なりの「ごはんのルール」を考えてみました。

この記事では、ごはん作りを気楽にするための3つのマイルールをご紹介します。
もし「なんかしんどいな」と感じる日があれば、ふっと思い出してもらえたらうれしいです。

献立考えるのがしんどい理由

献立が思いつかない・ワンパターンになる

毎日毎日ごはんを作っていたら、献立が思いつかなくなったり、ワンパターンになるのは仕方のないこと。

レシピアプリで食材から調べてみても、作りやすそうと思うものを作るので、変わり映えの無い献立になってしまいがちです。

栄養バランスを考えるのが難しい

栄養バランスのいい献立を作りたいけど、何にどんな栄養があって、何と何を組み合わせればいいかなんて分からない、と悩む方も多いと思います。

いちいち調べるのも面倒だし、そんな時間もないから頭を抱えてしまうんですよね。

冷蔵庫の余りものの使い方に困る

節約と時短のためにスーパーでまとめ買いをしたはいいものの、作りたいものだけ作って、冷蔵庫に中途半端に残った野菜たち。

レシピアプリで献立を調べるけど、食材が足りなかったり、余り物を使いきれるレシピが見つからなかったり・・
そうして考えているうちに時間だけが過ぎてグッタリしちゃいますよね。

「気持ちをラクにする3つのルール」

そんな悩みや負担を少しでも軽くするための「気持ちをラクにする3つのルール」を見ていきましょう。

曜日ごとに主菜とサボる日を固定する

考える負担を減らすために「決めてしまう」ことが効果的です。

一週間の献立の主菜や内容をざっくりと決めておくだけで、
毎日頭を悩ます時間がなくなるため、心理的な負担が軽くなります。

<一週間例>

  • 月曜:肉
  • 火曜:魚
  • 水曜:ゆる飯(丼or麺orカレーorパスタなど)
  • 木曜:肉
  • 金曜:ゆる飯(丼or麺orカレーorパスタなど)
  • 土曜:外食
  • 日曜:冷蔵庫整理の日

決める時に大事なのはしっかり決め過ぎないこと・サボる日も決めること

月・木は肉料理、火曜は魚料理に。

水・金は、ちゃちゃっと作れるような”ゆる献立の日”。
具体的には、カレーやパスタ、焼きそば、そうめん、親子丼、牛丼、シチュー、オムライスなど自分が思う楽ちん料理を作る日にします。
「ああ今日は楽できる日だ」と思うだけでも、気持ち的にずいぶん気楽になるんですよね。

サボり日として土曜は外食と決めてしまおう。
「自分のわがまま(気分)でサボるわけではなくこれがルールなんだ」と思えば罪悪感も軽くなりますよね。

そして、もう一つ「冷蔵庫整理の日」も設けておきましょう。
この日は、余り食材を使って料理する日にすると、うまく残った食材を調整できます。

副菜は「色」と「食感」で考える

献立に悩む理由のひとつに、栄養バランスを考えるのが難しいというものがありました。

そこでポイントとなるのは、食材の「色」「食感」

「食感」で言うと、主菜がやわらかいハンバーグであれば、副菜には歯ごたえのあるごぼうやレンコン、胡瓜などを。
主菜がよく噛み、アゴを使うものであれば、副菜には豆腐、豆、海藻、芋など優しい食感のものを使うなどと考えると分かりやすいですね。

【例】

食感食材・調理法主な栄養素・特徴
シャキシャキ生野菜、炒め野菜ビタミンC、食物繊維
ねっとり納豆、山芋、アボカド植物性たんぱく質、不飽和脂肪酸
ほくほくじゃがいも、かぼちゃ炭水化物、ビタミンB群
ぷりぷりエビ、鶏むね肉、豆腐高たんぱく、低脂肪
コリコリきくらげ、ごぼう食物繊維、ミネラル


表を見ると分かるように、食感のバリエーションを意識すると自然といろんな栄養素を摂れちゃうんです。
いろんな歯ごたえがあることで、満足感も高められるし、よく噛むことで消化もよくなるので、一石二鳥ですね。

「色」も同じく、献立全体を見てできるだけいろんな色を使うことを意識すると栄養バランスも良くなります。
なぜなら、野菜や果物などの食材の「色」は、含まれる栄養素や機能性成分を反映していることが多いためです。

【例】

主な食材例含まれる栄養・成分
トマト、にんじんリコピン、βカロテン
ブロッコリー、ほうれん草葉酸、鉄、ビタミンC、食物繊維
黄/橙パプリカ、かぼちゃビタミンA・C、カロテノイド
大根、玉ねぎ、きのこ繊維質、硫化アリル
なす、紫キャベツアントシアニン
茶/黒ごぼう、ひじき、きのこミネラル(鉄・カルシウム)、食物繊維

色を意識して献立を考えることで、専門知識がなくても「栄養素の偏り」や「食材の偏り」を防ぐことができそうですね。

”よくある組み合わせ”を変えてみる

最後に、よくある組み合わせを変えてみるというのも、ワンパターンにならないようにするために効果的です。

肉じゃがを作る時に使う食材って、一般的にはじゃが芋と人参と玉ねぎ、牛肉ですよね。
そのじゃが芋を里芋に変えてみたり、牛肉を鶏肉に変えてみましょう。

チンジャオロースを作る時は、ピーマンじゃなくてパプリカでもいいし、にんにくの芽でも小松菜でもいいと思います。
タケノコの代わりに、レンコンや長芋、じゃが芋でも良さそうです。

たくさんのレパートリーが載っているレシピ本も、実は基本メニューの組み合わせを変えただけ、辛味を足しただけ調理法を変えただけという場合は多いですよね。

わたし流でいいじゃない

ちゃんとしてなくていい。
完璧な献立じゃなくても、自分が「これでいいや」と思えるなら、それが正解。

キッチンに立つ自分を、ちょっとだけ誇ってあげたくなるような日が、時々あればいい。

ごはんは、生きることの一部。
無理せず、自分のペースで。
「これが、わたしのやり方」と思えたら、少しずつ料理が味方になってくれるから。

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