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自宅で美味しいプリンが作れたらと思いつつも、
いろんなレシピがあって結局どう作ればいいか分からない!
もしくは作ってみたけど、
固すぎた or ”す”が立ってボロボロになってしまった‥‥
など悩んだことありませんか?
簡単なようで意外とひと癖あるプリン作り。
お菓子作り好きな私も何度も失敗してきました。。
ワクワクしながら出来上がりを見ると、
ぶつぶつとした小さな穴(”す”が立ってる状態)が空いていた時、
一回そっと見なかったことにしようと目を背けます。。。
でも目を背けたところで現実は変わってないので、
仕方なくボソボソとして固くなったプリンを食べる切ない日々もありました。泣
しかーし!お菓子作りにおける失敗はひとつも無駄じゃない!
何度かの失敗を重ね、ようやく安定して美味しいプリンを作れるようになりました!(パチパチ)
今回は、私の経験で学んだプリンの失敗の原因とうまく作れるコツについてまとめてみました。
また、火の入れ方についてもフライパン、せいろ、オーブンの3パターンで説明していきますので最後までぜひ読んでいってくださいね!

今度こそぷるっぷるで美味しいプリンを作るんだー!
プリン作りで一番多い失敗は”す”が立ってしまうこと
冒頭でもお話しましたが、プリン作りにおいて、ほぼ90%を占める失敗がそう、
”す”が立ってしまうこと!
側面にぶつぶつと小さな穴がたくさん入ってしまったり、(下の画像のような)
表面がざらざらとした仕上がりになってしまったり。

多少であれば問題ありませんが、
あまりひどいと口当たりに影響して、あのツルンとしたプリンの食感が楽しめません。
このように”す”が立ってしまう原因には次の3つが考えられます。
火入れの温度が高すぎる
プリンは、卵に熱を加えると固まる性質を利用して作られるお菓子。
とは言っても、熱を加えればいいってもんでもなく、熱の入れ方が重要!
一気に高温の熱を加えてしまうと卵液が沸騰してボロボロになったり、
卵の中の炭酸ガスが抜けきる前に固まってしまい、
その部分が小さな穴になって、”す”が立ってしまうってわけです。
卵が固まる温度は卵白と卵黄でも違ってきます。
- 卵白:57~58℃から固まり始め、80℃くらいで完全に固まる
- 卵黄:65℃くらいから固まり始め、70℃くらいで完全に固まる
ですので、プリン液に熱を加える時はできるだけゆっくりゆっくり温度をあげていき、
80~85℃くらいに仕上げると、炭酸ガスもキレイに出ていって、
ボロボロに固まってしまうこともなくなります。

そんなこと言われても85℃になったかなんて分かるわけないじゃーん!
加熱中のプリン液の温度を測ることはできないので、
理想の加熱方法と加熱時間を見つけ出すことが大事!
あとで具体的な作り方を説明しますのでそちらを参考にしてみてください♪
火入れ時間が長すぎる
こちらも温度が高すぎるのと同じ理由なんですが、
長く蒸しすぎたり、オーブンに入れすぎたりすることで
必要以上にプリン液に火が入ってしまいガチガチに固く仕上がってしまうことがあります。
プリンの出来上がりは、揺らすと若干表面がふるふると動くのが理想的。(タプタプと揺れすぎるのは火入れが十分じゃないのでもう少し)
ゆるいかな?と思うかもしれませんが、冷やすと少し固まってちょうどいいやわらかさに仕上がります。
蒸し上がりの頃には必ずこまめに状態をチェックして加熱しすぎないようにしましょう!
生地に気泡が入りすぎている
卵液内に気泡が入りすぎている場合も”す”が立ちやすくなります。
混ぜる際に、空気を含みすぎないように優しく混ぜるようにしましょう。
縦に回すように混ぜるというよりも、泡だて器や菜箸をボウルの底につけたまま
左右に振るようなイメージで混ぜると気泡が入りにくくなります。
また、プリン液を作ったら器に入れる前にこし器でこしましょう。(茶こしなどでOK)
少し面倒ですが、なめらかなプリンを作るためにはぜひやりたいひと手間です。
美味しい卵プリンの作り方


ポイントは分かったぞ!よーし早速作ってみよう!♪
◇プリンカップ 4個分
- 卵黄 4個
- 全卵 1個
- 牛乳 250㏄
- 砂糖 60g
- 岩塩(普通のお塩でOK) 少々
<カラメルソース>
- グラニュー糖 50g
- 水 小さじ1
- 水 大さじ2
- カラメルソースを作る。小鍋(フライパン)にグラニュー糖と水(小さじ1)を入れ、中火にかける。※触らない!
- フツフツとしてきて、茶色くなり、白い煙が上がってきたら弱火にする。
- 濃い茶色になり香ばしい匂いがしたら火を止め、水(大さじ2)を入れる。※飛び跳ね注意‼
- できたカラメルソースはプリンカップに注いでおく。
- 卵黄、全卵、砂糖、塩をしっかりよく混ぜる。※空気が入りすぎないように優しく!
- 牛乳を人肌程度に温めて(40~50℃くらい)、少しずつ5に混ぜる。
- 6のプリン液をこし器でこす。
- プリンカップに等分にそそぐ。
フライパンで作る場合(8の続き)
- プリンカップに、1つずつキッチンペーパー+アルミホイルの順でしっかりふたをする。(水蒸気がプリン液に入らないようキッチンペーパーを挟む)
- 大きめのフライパンにプリンカップの1/3くらいの高さまで水をはり、その中に布巾を敷いて、火をつけて沸騰させる。
- 沸騰したら火を止めプリンカップを並べる。(火傷に注意!)
- 蓋をして弱火にして15分、さらに火を消して予熱で10分加熱する。(この時様子を見て少し揺らして緩すぎるようだったら再度弱火で1~2分ほど加熱時間を追加する)
- 粗熱を取り、冷蔵庫で1時間以上冷やせば完成!
オーブンで作る場合(8の続き)
- オーブンを150℃に予熱しておく。
- プリンカップに、1つずつキッチンペーパー+アルミホイルの順でしっかりふたをする。(水蒸気がプリン液に入らないようキッチンペーパーを挟む)
- 耐熱のバットにお湯を入れ、布巾を敷く。その上にプリンカップを並べる。
- オーブンに入れ、140~150℃で25分加熱、予熱で10分蒸らす。
- 粗熱を取り、冷蔵庫で1時間以上冷やせば完成!
せいろで作る場合(8の続き)
- プリンカップに、1つずつキッチンペーパー+アルミホイルの順でしっかりふたをする。(水蒸気がプリン液に入らないようキッチンペーパーを挟む)
- せいろを置く鍋にたっぷりの湯を沸かしておく。
- せいろに布巾を敷いて、プリンカップを並べる。(せいろが2段ある場合は上段に置いた方が柔らかく火が入る)
- 少しだけふたをずらして、鍋にセットし、強火で1~2分+弱火で25~30加熱する。(様子を見て少し揺らして緩すぎるようだったら再度弱火で加熱時間を追加する)
- 粗熱を取り、冷蔵庫で1時間以上冷やせば完成!
おわりに
火加減やプリンカップの厚さ、材質によっても火通りが変わってきますので、
何度かチャレンジしながら自分なりのパーフェクトプリンを作ってみましょう!
今回は牛乳と卵で作るレシピをご紹介しましたが、
牛乳の一部を生クリームに変えると少し濃厚でクリーミーになりますし、
牛乳の量を減らしたり、卵黄を全卵に置き換えると固めのプリンになります。
慣れてきたらぜひアレンジして自分好みのプリンレシピを見つけてみてくださいね☆